オレ節生活

気の向くまま、思いつくまま

『春風亭小朝 独演会』@きゅりあん・大ホール(2007.6.23)

母と共に落語シリーズ・第四弾?!本日は小朝師匠の落語を聴きに行ってきました。
その前に、靴を買いたいという母に付き合ってお買い物。お昼は丼物のファーストフード版、みたいなお店に入りましたが……不味かった。奢ってくれた母に悪いので無言でおりましたが、あれじゃ素材が勿体ないね。普段、B級グルメが大好きで舌が肥えてるとは言い難い私でさえ、、、つらかった。しかし、腹ぺこで帰宅してからの夕飯が大変美味しく感じました。

《演目》
一、『桃太郎』 林家きくお
一、『ヴィンテージ・オブ・1985』 春風亭小朝
  仲入り  
一、『マキシム・ド・呑兵衛』 五明樓玉の輔
一、『浜野矩随』 春風亭小朝
火曜・19日に行った志の輔さん独演会の印象がまだ濃く残っている今、それに小朝師匠の落語は私が求めているモノと方向性が違うんじゃないかな〜と危惧した通り、あまりそそられなかったねぇ。芸としては小朝師匠の方が「巧い」といわれる類のものなのだろうな、という気はするのですが、、、なんかソウルフルじゃないっていうか。上手い言い様が見つからないですけど。それに今回の演目はすべて新作。(※追記:『浜野矩随』は違いましたね。失礼失礼。)や、別に新作でも構わないんですが、それこそ方向性の好みがかなり出るではありませんか。特に『ヴィンテージ・オブ・1985』という噺には、かなりリアル感があって身につまされ……(苦笑)。笑えたのはオチだけでした。林家きくおさんが(木久蔵師匠の息子)9月に親子揃って襲名、ということで、小朝師匠も弟子の玉の輔も、まくらでは木久蔵ネタで笑いを取ってました。一番笑ったのは意外(?)にも玉の輔だったりして。分からないものですね。最後の『浜野矩随』まくらで小朝師匠が歌舞伎界(の襲名)との格差(??)に言及してましたが、もし着物デビューするなら落語がいいかな、と思ったりしました。(おっ?ホントかよぅ?)普段着でいいらしいから。
ところで、小朝師匠はなぜ見台(講談でいうと釈台?)を携えているのでしょうか?最後に袴姿だったので、講談でも始めるのかと思っちゃいました。
とにかく、志の輔さん・らぶ♪になりそうな自分発見。ヤバヤバ。これ以上、手を広げてはっっ……

※後日追記:キャー!「木久蔵」さんを「喜久蔵」さんと表記しておりました。直しました。大変失礼いたしました〜〜m(__)m