オレ節生活

気の向くまま、思いつくまま

今日の関東は寒い雨の一日でしたね。風邪など引かれないようご自愛下さいね。
プライベートなことを世界的(ネット上)に公開するのもなんなんですが....ちょっと。
3年前の冬に他界した父のことは、ブログ始めてすぐ記事にしたりしましたが(DUOBLOGにて)死んでしまった人間は思い出になってしまうから気楽です。時折、後悔や寂寥の念に駆られたりしますけど。問題は今、一緒に過ごす人間/家族との折衝(ん?)です。
昨夜は、観劇等々帰りの友と会ってお食事、楽しく過ごし、ついいつもより少し遅めに帰宅したら、母が心配させるなと怒って起きておりました。ありゃ、もう寝てるかと思ってたよ…(汗)。この歳になってとやかく言われるとは!と私も一瞬カッとなりかけましたが(似たもの親子・笑)、ふと冷静になり、神妙に嵐が去るのを待っていたら自己鎮火したようです。
母と再度暮らし始めたのは父が他界してから。それまで、高校卒業後上京して一番遊びたい盛りを何の押さえもなく好きなように過ごしてきた私と、事故はあれど事件などないような片田舎・夜ともなれば真っ暗な山中の家で伴侶と二人、森閑(??)と暮らしてきた母。考えてみれば慣れろという方が無理というものかも。もともとミーハーで賑やか好きな母なので、臆せず都会生活(一応)に入り込めはしたが、悲観主義で激情派でもある故、気になり出すと止まらないらしい。夫の死に際して、軽度だが鬱病になったのもその気質だからこそだろうな。今でこそ年を取り、落ち着いて見えるが、若い頃はエキセントリックな面も強かったろう。年の離れた父が、そんな母を可愛いと思ったとしても不思議はないな、とふと考えたり。女としてというより一人の"人"として母を見た時に、面白いなとも思いつつ、怖いなとも思いつつ。あー、この血(気質)を私も間違いなく受け継いでるんだよな。母の性格を把握していながら、出歩くのを止めようとも、「これからは早く帰るようにするから」とも言わない自分が、如実にそれを物語っているのかも?そんな自分が恐ろしい(笑)。
これからも母とは、なだめつつ、すかしつつ、時折喧嘩をしつつ暮らしていくのでしょう。(自分の家族を作ることはもう念頭にないし・笑)娘は母親の言うなりにはなろうとせず、母親は娘に屈せず、折衝し続けていくのでしょう。そしていつかは終わりを迎える訳ですな。その時の気持ちは、まだまだ霧の彼方です。