オレ節生活

気の向くまま、思いつくまま

海老蔵さん良かったね。

とは母の弁。今日は母と海老くん主演映画、『出口のない海』観て来ました。
映画ですがカテゴリーは[観劇的生活]にしました。
この土日は近場にお出かけしようと観劇予定を入れなかったのだが、結局小旅行計画は流れ……映画でも行く?ということに。私は『太陽』も観たかったんだけどね…。
筋はさておき(置くんかぃ!)、海老くん、表情が豊かで(笑)。顔がよく動くと言うか、顔筋が発達してると言うか。特に眉が下がったり、垂れ目になったり…普通はそうないぞ(笑)?ある意味ポーカーフェイス的若手俳優に比べると歴然。あぁ歌舞伎役者よのぅ、と、そんなとこで思ってしまった。いや、屈託ない笑顔とか、まさしく眩しぅございました。(起用されたのも分かる。うんうん。)
映画としては…(あ、ネタバレ注意。)キャッチコピーにありましたが、戦争映画というより青春映画ですね。そんなジャンル分けは愚考かも知れませんが。キラキラしておりました。原作はどうなのか分かりませんが、ただその時代には戦争があり、否応なく呑み込まれ、突き進むしかなかった若者の姿でした。ラストが戦火に散ったのでないところが、逆にリアルであるとも言え…でもどうにかならなかったのかなぁ監督!あの描き方は…。脚本に山田洋次監督の名が。通りで、という訳でもないのでしょうが、そんな分かりきっとる事を言わせんでもえぇ!という台詞が気になりましたな。「故郷か…帰れないんだよな」とか。悲壮感や緊迫感・恐怖感は薄い。だから余計に清々しいとも言える?かな?ホントに?
日本映画を観ると、どこかに香川照之。(もしくは竹中直人。)伊勢谷友介くんのアップで気になるピアスの穴。
外に出たら鱗雲の空。かさぶたみたい…(オイオイ!)