オレ節生活

気の向くまま、思いつくまま

スタンダール『赤と黒』上・下巻 岩波文庫

このカテゴリーも久しぶりだなぁ!はてな日記を記し初めてまだ2度目くらいじゃない(笑)?ひぇー、本、読んでないなぁ!!
で、『赤と黒』です。今さら何ゆえ?!と思うほどひょんな事(?)が重なり。恥ずかしながら読んだことなかったんですねー。高校時代、欧米文学の代表的なものを熱心に紐解いていた時も何故か素通りしてました。多分、背徳的恋愛小説、のような先入観があって私の好みじゃないと思ってたんだろうな。美貌と才気を武器にした青年が有閑マダムと遊びつつ成り上がり没落していく、なんて内容だと勝手に思ってました。それが先日、たまたま通勤路の東急沿線のスタイルマガジン「SALUS(サルース)」を手に取ったら[名作のツボ]という記事で『赤と黒』を紹介していて。ちょっと興味を持った矢先、帰省した折に実家の本棚にくだんの文庫本を見っけ。移動の暇潰しにめくってみた次第。説明長いっ(笑)。
これがなかなか面白いんですねぇ!自尊心が高く、自分を取りまく田舎の人間を軽蔑しているのに実際のところ、自らも井の中の蛙大海を知らず、なところなぞ、思春期の私自身にも覚えがありそうな。お陰で今週は通勤電車での楽しみとなりました。遅々としてあまり進まないんですけどね(笑)。そして睡眠時間の補填としてた?居眠り時間が減って、日々眠いような、でも変わらないような(汗)。
赤と黒〈上〉 (岩波文庫)  赤と黒〈下〉 (岩波文庫 赤 526-4 9
赤と黒〈上〉 (岩波文庫)  赤と黒〈下〉 (岩波文庫 赤 526-4 9